幼稚園へ行きたがらないこと、癇癪を起こして暴れること、常に私にくっついていること、
集団を嫌い、みんなと一緒に遊ばないこと、慎重でなかなか行動を起こせないこと、神経質と思える言動の数々。
このような娘の気質に、夫は、当時、こう言っていました。
「育て方が悪いからだ」
「過保護なんだよ」
「甘やかしているから、わがままになったんじゃないの?」
(ちなみにワンオペ育児でしたが。)
私の実母は、
「一人っ子だから、いつまでも甘えたなのよ」
「あなたが、一人目の子どもだから手をかけすぎたんじゃないの?」
「神経質になったのは、あなたが神経質にお世話をしているからじゃないの?」
そのように言われれば、そうなのかな…と考えてみます。
でも、納得できませんでした。
うまく言い表せませんが、育児は私なりに、ただただ身の回りのお世話をして、
育つ手助けをしてきただけのつもりでしたから。
「この子のありのまま」だと思うんだけど…そんな感覚でした。
ただ、もし、私の育て方が原因だったとしたら、それは大問題だと動揺しました。
どう向き合えば正しいっていうの?どういう接し方が間違っているっていうの?と、悩みました。
私の実父はというと、
「臆病」「慎重」な点については、
「かしこいからだ。」
「いろんなことを考えるからだ。」
癇癪を起こすことについては、
「ストレスがたまるんだ。発散しないとな。」
「甘えた」なことに関しては、
「お前が、だいじに育てているからだ」と。
父は、孫のことになると驚くほど寛大ですし、
加えて、離れた場所から俯瞰で見ていることもあるので、このように言えたのかなとも思いますが、
でも、こう言ってもらえると、気持ちが楽になったな~。