【娘の感覚のあれこれ】
服など、肌に触れるものは、柔らかくて刺激のないものを好む。
動きやすさや厚みを気にして、気に入ったものでないと着てくれない。
靴は、足にぴったり合わないと嫌がる。
少しでも汗をかくと全身着替える。
靴下は一日に何回も履き替える。
手に何かつくとすぐに洗う。念入りに。
手を拭くタオルが少しでも濡れていると嫌。
食事中、口の周りが汚れるのを嫌って、常に口を拭きながら食べる。
料理、食品は、においを嗅いでから口に運ぶ。
特に野菜、魚は、いわゆる良質な食材でないと食べてくれない。
電車やバスの中、地下鉄ホームなどで、「ここ臭い」と騒ぐ。
近隣の生活音にドキッとして驚いたり、
バイクの走行音で、恐いと泣いてしまうことも。
色んな音が混じり合う場所を嫌う。
ぶつけたり、すり傷をつくったとき、大げさ?に痛がる。
などなど。
このような感覚を持った幼い子どもに向き合うって、とても疲れるんですね。。。
幼稚園の頃は、娘からのたくさんの訴えに、こちらは、ため息ばかりでした。
「我慢」と言ったって、それは出来ないし、
娘の場合は、その場で解決してあげないと、どんどん機嫌が悪くなって、
癇癪を起こしていましたから。
なんて面倒な子 と思って、いつも私はイライラしていたんです。(ごめんね…)
当時は、HSCという概念があることを知りませんでした。
もし、知っていたら、自分の子を不思議がらずに、もっと優しく接してあげることが出来たはず。
「神経質で手のかかる育てにくい子」ではなく、
「生まれつき敏感で繊細だから守ってあげなきゃいけない子」なんだと理解できていたら、
向き合い方も違っていたはずで。。。
いつも不機嫌な顔で娘に接していたな と振り返ると、謝りたい気持ちで一杯になります。。。
今の娘は、不快なことには自分で対処できるようになり、慣れて平気になってくれた事もあり^^